わたしは漢方美人
遠野かず実さんの『わたしは漢方美人』を読んだ。
西洋医学では病気でないとされる体の不調。
漢方ではそういう症状も未病とされて治療される。
この本の中で私が特に驚いたのが
シミなどのお肌のトラブルは紫外線はさほど関係なく
体の中の肝臓が弱っているから出てくるという話だ。
肌も爪も髪も肝臓に蔵している血でできていて
肌がキレイというのは血がキレイ=肝臓が元気ということ。
肝臓が元気なら少しくらい紫外線を浴びたって大丈夫だということなのだ。
肌のトラブルを治したいなら高い美容液を塗りたくるより
まずストレスを減らしたり
ジャンクなものを食べない、規則正しい生活をする方が近道。
肝臓に良い食べ物と言ったら緑黄色野菜なのだけど
生野菜のサラダでは栄養の吸収はできない。
食物繊維を取りたい人なら良いけれど
栄養を吸収したい人は緑黄色野菜を煮たり焼いたり
蒸したりして調理をしないといけないとのこと。
お肌には紫外線を絶対浴びてはならぬ、
それから生野菜のサラダを食べるべしだと思い込んでいたので目から鱗が落ちた。