ペリーヌ物語
私が今、YouTubeでハマっている動画。
それは『ペリーヌ物語』だ。
主人公のペリーヌは13歳の女の子なのだが
両親ともに亡くなってしまって過酷な人生を歩んでいるのに
悲劇のヒロインにならず、自分の運命を受け入れて
その日一日がベストになるように暮らしている。
住むところがなくても
川の近くの粗末な小屋でも工夫して
キレイに掃除して捨てられた空き缶を鍋にして
スプーンやフォークをナイフで削って作って
下着や靴も手作りして
魚釣りや木の実をとって料理を作って食べている。
工場のトロッコ押しの仕事をして少ないお給料から
手作り生活をするための材料を買っていて
なんて生活力のあるステキな子なのかしら・・・!と泣きそうになる。
物語の後半から見始めてまだ最初の方は見ていないのだが
もうペリーヌの虜である。
あんなに賢くて謙虚で頑張り屋な娘がこの世にいるのだろうか?
いやいないよ。
いやいるかもしれないけど。
久々に人生の師として仰げる存在が出てきた気がする。
そしてペリーヌの親友である犬のバロンがこれまた可愛い。
複雑な顔をした犬ということで暗に不細工犬と言われているのだけれど
なんとも可愛いワンコなのである。
このバロンがいたからペリーヌも過酷な旅を続けてこれたのだなぁ・・・と
全編はまだ見ていないけれど感慨深く思う。
今は毎日ペリーヌが見られることが幸せだ。
そして私もこんな立派なペリーヌの爪の垢を煎じて飲まなきゃ・・・。